【0〜3歳の育児】モンテッソーリ×レッジョ・エミリアで育てる「考える子」|実践4つのヒントと体験談

親子がやさしい光の中で本を読んでいる様子。子どもが考える力を育む家庭の時間。 育児のリアル体験談
「考える力は、親子の対話から育まれる」。モンテッソーリやレッジョ・エミリア教育の世界観を象徴する1枚。

📌 毎日、流し読みする時間も取れないパパとママへ

そんな時でも、要点だけをサッと知りたい!という方のために、この記事のポイントをぎゅっとまとめました💡「まずはここだけ」でも、どうか気持ちが軽くなりますように🌿

※この記事は、モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育の考え方と、筆者自身の体験をもとに、「子どもの考える力を育てたい」と願うご家庭に寄り添ってお届けしています。

✔️ 「考える力」は“親が教える”ものではなく、“子ども自身が育てていく”力

👉 子どもにはもともと自分で考え、成長する力があります。大人の役目は、急かさず信じて見守ること。

→「〇歳なのにまだできない…」と焦りそうになったときこそ、ぐっとこらえて“今のその子”を信じてあげることが、いちばんの近道になるんです🌱

✔️ 対話と共感が、子どもの思考力を育てるカギ

👉 「どうしてそう思ったの?」と問いかけたり、「そう思ったんだね」と受け止めることで、子どもは安心して自分の考えを広げていけます。

→「正しい答え」よりも「考える過程」を大切にすることで、子どもの“考える喜び”が自然と育ちます📚

✔️ 丁寧な言葉づかいは、“信頼されている”という安心感につながる

👉 命令ではなく「お願い」、叱責ではなく「共感」から始めることで、子どもとの信頼関係がグッと深まります。

→「ありがとう」「嬉しいな」などのポジティブな言葉がけは、子どもの心に“自己肯定感のタネ”をまいてくれるよ🌸

✔️ 「なんで?」と思った瞬間を、ぐっと広げてあげよう

👉 子どもの「なんで?」は成長のサイン。正解を急ぐより、「一緒に考えようね」が、好奇心と学ぶ力を育てる近道です。

→ 絵本や自然体験を使って、“自分で発見する楽しさ”を感じさせてあげよう🌈

✔️ 「うちの子らしさ」が、いちばんの正解

👉 教育法に“万能”はありません。どんな育児スタイルでも、「我が子に合う形」にしていくのがいちばん大切。

→ 周りと違っていてもOK!その子だけのリズムや感じ方を、大人が信じてあげれば大丈夫だよ💕


私が娘と通っている「ひまわり幼稚園(仮名)」は、モンテッソーリ教育やレッジョ・エミリア教育の考え方を実践している園です。

テレビや雑誌など多くのメディアにも取り上げられており、乳幼児教育学・保育学の第一人者である大豆生田啓友(おおまめうだ・ひろとも)先生が取材に訪れたこともあります。
👉 大豆生田先生のプロフィールはこちら(玉川大学公式サイト)


「自分で考えて動ける子に育ってほしい」そう思ったときに出会った教育

子育てをしていると、ふとこんな気持ちになることがあります。

「いつかこの子が、自分の力で人生を歩いていけるように育ってほしい」

でも実際の育児では、「これで合ってるのかな?」と迷う日々…。
私も例にもれず、情報に振り回されたり、周りと比べて落ち込んだりしていました。

そんなときに出会ったのが、「モンテッソーリ教育」と「レッジョ・エミリア教育」

どちらも「子どもにはもともと育つ力がある」という考えが土台になっていて、それを信じて寄り添うスタイルに、私は心から惹かれました。

モンテッソーリ教具を使って集中して遊ぶ子どもの様子。教育的な環境の中で自立心を育てる。

✅ 子どもを信じて、できることを見つけてあげる

“見守る力”を育てよう

「〇歳だから、これができて当然」なんて、実は誰にも言えないこと。

オムツが外れていない娘や、偏食の悩みを抱えながら不安だった私に、園の先生はこう言ってくれました。

「大丈夫ですよ。一緒に進めていきましょう」

それは、心がふっと軽くなる瞬間でした。

この園では、「子どもが自分で考えて動く力」を何より大切にしています。

たとえば、冬至に柚子を使った活動は、子どもたち自身の「やってみたい!」から始まったもの。その姿勢に私は感動しました。

さらに、偏食の娘への対応も「無理に食べさせる」ではなく、「〇〇ちゃんの好きなものが入ってるよ」 と選択肢を与えてくれるやさしい関わりでした。

🔸ここでのポイントまとめ

✅ 子どもの「できること」に目を向けよう
✅ 成長スピードはその子のペースでOK
✅ 興味を尊重すると、自発的に行動できるようになる
✅ 大人の役割は「見守りと応援」✨
✅ 小さな変化も、立派な成長!


✅ 気持ちに寄り添えば、子どもはちゃんと聞いてくれる

共感が育てる信頼関係

「なんでそんなことするの!」と怒りたくなるときこそ、まずは気持ちを“受けとめる”ことが大切なんですよね。

「そうしたかったんだね」
「そう思ったんだね」

そんな“オウム返し”だけでも、子どもはちゃんと聞いてくれるようになります。

🌱正解を教えるより、一緒に考える。
🌱親の意見を押しつけず、「あなたはどう思う?」と対話を。

話を聞いてもらえた”という実感が、子どもの心を開くカギになります。

🔸ここでのポイントまとめ

✅ 共感の言葉は「オウム返し」でOK
✅ 解決ではなく「一緒に考えよう」の姿勢を大切に
✅ 「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」と対話を

✅ ていねいな言葉づかいが、信頼を深める

ひとりの人として接するということ

私は自然と、娘に「〜してもらえると嬉しいな」とお願いするようにしていました。
それが、子どもを“人として尊重する”ということだと、園の先生の姿から改めて確信したのです。

「〇〇ちゃん、これをあっちに置いてくれる?ありがとうね」

この一言が、とても自然であたたかかった。
丁寧に接すると、子どもも心をひらいてくれる。
そのことを娘とのやりとりから、何度も感じています。

🔸ここでのポイントまとめ

✅ 丁寧なお願いは、信頼関係を育てる
✅ 命令ではなく「お願い」で伝えよう
✅ 「ありがとう」「うれしいな」など感謝を伝える
✅ 自分の育児に自信を持てた体験✨


✅「なんで?」を育てる親の関わり方

考える力のタネをまこう

子どもが「なんで?」と思った瞬間、そこには成長のチャンスがあるんです。

私は、正解を教えるよりも

「どう思う?」
と問いかけることを大切にしています。

絵本の中のちょっとしたシーンでも、

「リンゴって何色があるかな?」
「この子はどこに行くんだろう?」

と聞いてみると、子どもはすぐに自分なりの答えを返してくれます。
その小さな“考える体験”が、未来をつくる力に。

🔸ここでのポイントまとめ

✅ 「なんで?」を引き出す問いかけを大切に
✅ 正解ではなく「一緒に考えよう」が大事
✅ 絵本は考える力の宝箱📚(特に文字のない絵本◎)
✅ 自分の言葉で考える時間が、宝物になる🌈


🌸子どもには、もともと“育つ力”がある

迷ったときに思い出したい4つのこと

子育ては、正解のない旅。
だけど私はこの4つのヒントを通して、あらためて思いました。

「子どもは、自分で育つ力をもっている」

大人の役割は、その芽を信じて、そっと支えてあげること。娘の成長も、園の先生のまなざしも、すべてがそう教えてくれました。

この記事が、誰かの子育てに寄り添えるヒントになりますように。そして、育児に迷ったとき、「私のやり方、間違ってなかったかも」
と、少しでもホッとできる瞬間がありますように。

💬 あなたの子育てに“正解”はある。あなたの子どもだからこそ

モンテッソーリ教育も、レッジョ・エミリア教育も、他のどんな育児法も、「これさえやれば、100%うまくいく」という魔法の方法ではありません。

それぞれの子どもには、それぞれのリズム、性格、感じ方があります。
どんなに良いとされるやり方でも、「うちの子には合わないな」と感じることも、きっとあると思います。

でもそれは、あなたの子が「ダメ」なのではなく、ただ“ちょっと違う個性”を持っているというだけ。

どうか、落ち込まないでくださいね。
あなたが大切に育てているその子にとっての「ちょうどいい」を、あなた自身が見つけていけるように——この文章が、ヒントのひとつになればうれしいです🍀

最後に、取材にご協力いただいた「ひまわり幼稚園(仮名)」の先生方へ、心より感謝申し上げます🌷

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