「保育園より幼稚園のほうが、探すの簡単だよ」
そんなふうに聞いて、ちょっと安心していた私。
でも、いざ“幼活”を始めてみたら……
あれ? 情報がぜんぜん出てこない……?😨
市役所に行ってもよくわからないし、雑誌にもネットにも、幼稚園のことってあまり載っていないんです。
はじめは何をどう調べたらいいのかさえ分からず、「私だけこんなに無知なの?」と落ち込んだこともありました。
それでも、少しずつ動き出して、幼稚園を見に行ったり、ママ友に話を聞いたりしていくうちに、少しずつ見えてきたことがありました。
この体験が、これから“幼活”を始めようとしている方の、ちょっとしたヒント💡になれたらうれしいです🌷
「どこに聞けばいいの?」から始まった私の幼稚園探しの迷子体験
そこで、私は仲良くさせてもらっているママ友たちに相談してみました。
高校の同級生だったり、同じ病院で出産したつながりだったりと、住んでいる場所はバラバラだけれど、心強い存在です。
その中で分かったのは、こんなことでした。
- 幼稚園によって募集のタイミングや形式がちがう
- 人気の園は、1歳のころから“プレ保育”に通ってないと入りにくい
- 願書をもらうために、親が早朝から並ぶ園もある
- 自治体によっては、市役所に細かい情報がないところもあるので、園に直接聞くしかない
私がやってよかった“幼活”のステップ5つ
1. ママ友に聞く!リアルな体験談が一番参考になった
地域や状況が違っても、やっぱりママたちの実体験は強い!
ネットではわからない「プレ保育の実態」や「願書の並び事情」など、貴重な情報を教えてもらえました。
2. 気になる園は園庭開放に行ってみるだけでも◎

0歳のときにポストに入っていた広告が気になっていた園があって、思い切って2歳の娘と園庭開放に参加してみました。
じつは、その園には「プレ保育(有料)」もあったのですが、当時の我が家の状況では少し負担が大きくて、参加は見送ることに。
「プレに通っていないと入れないのかな…」と不安にもなりましたが、園庭開放だけでも雰囲気がわかって、十分に参考になりました。
園では先生方がとても親切に声をかけてくださって、「おむつがまだ取れていないんです」とか「食事のことで悩んでいて…」といった相談にも、丁寧に応えてくれました。
ちなみにうちの娘、本当に偏食が激しくて、牛乳ばかり飲んでいたんです。 「この子の血液、きっと牛乳でできてるんじゃ…?」って本気で思ってたくらい(笑)
でも一応、ミニトマトと黒豆の煮物と冷凍のコーンだけは食べてくれていたので、それをヘビーローテーションしてました。
そんな話にも、先生は「そういう子、たくさんいますよ〜。少しずつ慣れていきますから大丈夫!」とにっこり。
そのひと言が、本当にうれしくて、心がふっと軽くなったのを覚えています😊
3. 園のホームページをまめにチェック
プレ保育の申し込みや願書配布の情報は、意外とHPだけで公開されていることが多いんです。 「市役所に聞けばわかる」と思っていた私はここで反省…。
気になる園はブックマークして、定期的にチェックしていました。
4. Googleマップで近隣の園をリストアップ
「送迎できる範囲にどれだけ幼稚園があるか」を可視化するために、Googleマップでピン📌を打っていきました。 調べた園のHPを片っ端からチェックして、候補をしぼり込んだんです。
5. 困ったことは園に直接聞いてみる
「失礼かも…」と思いながらも、面接の合格率や入園条件など、どうしても気になることは園に直接問い合わせました。 園長先生が丁寧に説明してくださり、モヤモヤが一気に晴れた瞬間でした✨
幼稚園選びで見ておいてよかった11のポイント
- 給食かお弁当か、どっちがメイン?
毎日のお弁当が必要な園だと、やっぱり親の負担は大きめ…🌀でも、仲良しのママ友さんに教えてもらった話が、ちょっと印象的でした。
その方の娘さんが通う園では、普段は給食だけど、週に一度だけ「お弁当の日」があるそうで。「大変じゃない?」と聞いた私に、こんなふうに答えてくれました。
「お弁当を持っていく日は、その子がヒーローになれるんだよ。キャラのふりかけとか、ちょっとした工夫で特別感が出るし、給食が苦手な子も、“ママのごはん👩”なら安心して食べられるみたい。」
その言葉がなんだか心に残って、「お弁当って、ただの負担じゃないんだな」と思えました。給食だけが正解じゃなくて、園や子どもに合ったスタイルを選ぶことが大切なんですよね💗
まぁ、私は完全給食派ですけどね👍
同じ年の子と、同じメニューを出してもらえる給食の方が、うちの娘にとっては安心できる環境だなと感じています。
他の子が美味しそうに食べているのを見る👀と、「ちょっと食べてみようかな?」と思えることもあるみたいで、 実際に家では食べなかった野菜を、一口だけ口にした日もありました。
ちなみに、年少の1年間は、給食をほぼ食べませんでした。ペロッと舐めておしまい。
それでも、無理に食べさせずに見守っていたら、年中になってから、少しずつ一緒に食べられるようになってきたんです。子どものペースでゆっくり。でも確実に前に進んでるんだなぁって、うれしくなりました。
- 園バスは自宅の近くまで来てくれるか🚌
→ 路線や範囲をしっかり確認‼️意外と対応外のエリアもある。 - 送迎バスの料金はいくらかかるか
→ うちは自家用車で送迎だけど、バスだと月に6,000円。でも、幼稚園を通り過ぎないと園のバス停に行けない(笑) - 駐車場の台数や立地
→ 自家用車で送迎する場合は要チェック! - 送り迎えがストレスにならないか
→ 園の場所やアクセス、親の生活スタイルに合ってるか大切◎ - 制服 or 私服か
→ 制服があると朝の支度はラクだけど、購入費用がかかる。
→ 一方で私服の園は、遊びで汚れることも多くて、洗い替えや着替えの準備が必要になる分、意外と費用がかかることも。 - 毎月どれくらいの費用がかかるか(保育料・教材費など)
- 園のセキュリティ対策がしっかりしているか
→ 門の施錠、外来者の管理方法など - 教育方針に共感できるか
→ のびのび系?お勉強系?園によってカラーがぜんぜん違う!うちの幼稚園はのびのび系の縦割り教室。 - PTAや役員など、親の関わりがどれくらいあるか
→ 活動が盛んな園だと負担が大きいことも(PTA自体がない幼稚園もある) - プレ保育参加者が優先されるかどうか
→ 願書配布や入園選考に影響する園もあるので要確認!
実際に通う園を決めるまでの流れとスケジュール
「ここに通わせたいな」と思える園に出会えたのは、娘が2歳のときに園庭開放へ行ったあの幼稚園でした。
でも、気になるのは「面接って落ちることあるのかな?」ということ。入園説明会のときに勇気を出して、園長先生に直接聞いてみました。
「面接は形式的なものなので、1号児(教育時間のみの子)なら、ほぼ心配いりませんよ」
とのこと。さらに、「あとから2号児(保育時間の長い子)へ変更することもできますよ」と聞いて、ぐっと安心できました。
何か“すごく特別”な決め手があったわけじゃないけど、たくさんの小さな安心が積み重なって、「ここに通わせたいな」と自然に思えた園になりました。
スケジュールはこんな感じでした
- 9月下旬:入園説明会に参加
→「普段着でOK」とのことだったので、フォーマル服を買わずに済んで助かりました!(けど、説明会に参加してみると、ビシッと決めた人、おしゃれ感あふれる人など様々でした) - 10月:願書が少し遅れて届く
→ちょうど引っ越しで住んでいる市が変わったため、わが家の都合で郵送をお願いすることに。対応してもらえて助かりましたが、少しドキドキでした💦 - 11月初旬:面接&願書提出
→無事に入園決定!ホッとひと安心。 - 3月初旬:入園前健康診断(内科・歯科・身体測定)
→このときに園指定のリュックや帽子などの注文もありました。
でも実は、「えっ、もう来月入園なのに、いつ注文するの!? お知らせないけど間に合うの!?」とドキドキしすぎて、思わず幼稚園に問い合わせちゃったんです(笑)
ちゃんとこの健康診断のときに一括で注文できる仕組みだったので、結果的には焦らなくてよかったんですが…あのときのソワソワ感、今でもちょっと笑えます。 - 4月:いよいよ入園式!
→お子さんも「普段着でOK」と言われていたけれど、やっぱり一生に一度の式なので、少しだけちゃんとした服を買いに行きました(笑)
実際に入園式では、ロングTシャツの子、少しおしゃれな私服の子、入園式用に新調したスーツの子、とまちまちでした。
「普通の服でいいっていったじゃん!!」という叫びが聞こえそうですね。

どうしてこの園に決めたのか
いくつか候補がある中で、なぜこの幼稚園に決めたのかというと――
娘のことを、本当にあたたかく受け入れてくれた園だったからです。
早生まれの娘の発達のこと、偏食のこと、おむつが外れていないこと。
不安をひとつひとつ伝えたときに、先生たちが笑顔で「大丈夫ですよ」と言ってくれたことが、私の背中を押してくれました。
「プレ保育に通ってないと難しいかな」
「面接に落ちるかも」
そんな心配もあったけれど、娘が無理なくスタートできそうな園だな、と思えたんです。
何か“すごく特別”な決め手があったわけじゃないけど、たくさんの小さな安心が積み重なって、ここしかない、と思える園になりました。
これから“幼活”を始める方へ
「保活に比べたら幼活は楽」って、よく言われるけど、私にはそうは思えませんでした。
情報は少ないし、自治体や園によってルールもバラバラ。プレ保育の有無や願書の配布タイミングも違うし、はじめての人にとっては本当にハードルが高いなぁと感じました。
それでも、少しずつ動いていけば、ちゃんと道は見えてきます。私も“超ど初心者”だったけど、娘に合いそうな園を見つけることができました。
「自分が通っていた幼稚園にしようかな」
「まだ何もわからなくて不安…」
「夫に任せっきりになっちゃってる」
――そんなふうに悩んでいる方がいたら、どんな選び方でも正解だと思います。
大切なのは、“自分たちにとって無理のない選択”をすること。そのために、家族でたくさん話して、お互いに納得できる選び方を見つけてほしいなと思います。
そして、たとえ今は不安でいっぱいでも、大丈夫。子どもは、ゆっくりでもちゃんと成長していくし、親だって少しずつ慣れていけます。
この記事が、どこかの誰かの「ちょっと勇気が出たかも」のきっかけになれたら――
それだけでとってもうれしいです。
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